Possibilities of air pressure 空気を制し、
時代を制す
空気圧制御とは?

Possibility 01 空気圧制御の持つ可能性

空気圧制御技術が
注目される理由

空気圧制御技術は、圧縮空気を利用して機器を動かす技術です。空気はクリーンな再生可能エネルギーであり、油圧などと比較して環境負荷が低いというメリットがあります。環境保護への対応が問われるなか、空気圧制御技術が全世界で注目されています。SMCは空気圧制御機器のリーディングカンパニーとして、CO2削減を重要テーマとして掲げています。お客様の工場全体のエネルギー消費量を削減するトータルソリューションを提供しており、カーボンニュートラルの達成を目指す世界中の企業から支持されています。

工場のサステナビリティを推進

労働人口の減少による労働力不足、人件費高騰、社会インフラサービスの品質低下は、日本だけでなく世界で取り組むべき課題です。空気圧制御機器は、製造業のほぼすべての生産工場の自動化に欠かせない存在であり、省力化に大きく貢献しています。また、昨今では空気圧制御機器の小型化、軽量化、省配線・省スペース化などが進んでいます。加えて消費電力が少なく省エネ性能が高いことも特長です。

空気圧制御機器で
できること

モノを押す、つかむ、回すなど多様な動きを可能とする空気圧制御技術。自動車の組立/塗装ロボット、半導体製造装置、果物を仕分けする自動選果機、食品の包装など、工場内にあるあらゆる設備や装置の内部に空気圧制御機器が組み込まれています。空気圧制御とは、差圧(空気の圧力の差)を利用して機器を動かすオートメーションの技術です。空気圧制御機器は、構造や保守が簡単で価格も安価なため、世界中の生産工場にある設備や装置に導入されており、もはや空気圧制御機器がなければ工場が成り立たないと言っていいほど自動化の重要な技術となっています。

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POSSIBILITIES

Possibility 02 あぐらをかくな!SMC!
空気圧だけでいいのか!?

SMCは空気圧制御機器の枠にとどまるつもりはありません。「設備装置を小型化・軽量化したい」「高機能化したい」などお客様が抱える課題やご要望に応じて、電動機器なども提案しています。また、生産設備の電子制御が普及する流れに伴い、電気・電子・ソフトウェアなどの技術を投入。他には温調機器、高真空機器、流体制御機器など、生産設備全般に関わる12,000の基本型・700,000品目の製品を供給する自動制御機器の総合メーカーへと成長しています。

比較項目 電気方式 油圧方式 空気圧方式
操作力 あまり大きくない 大きい(数十トンも可) やや大きい(数十トン程度)
配線・配管 比較的簡単 複雑 やや複雑
位置決め制度 最適 良好 やや良好
構造 やや複雑 やや複雑 簡単
保守 専門知識を要す 簡単 簡単
価格 やや高い やや高い(設備費) 普通

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